つわり(悪阻)の症例

◎つわりの治療の効果は個人差があります
 症例は、あくまでも参考としてお読みください


○妊娠週数が6週(心拍確認できる頃)~10週(つわり症状のピークと言われる頃)
 →つらい症状が一時的に緩和しても、また強くなることがあります
 →症状を緩和しながら、何とかピークまでを乗り切れるように

○妊娠週数が11週以降
 →治療のたびに つわり症状が消失していく傾向があります


※妊娠週数による効果の感じ方に傾向はありますが、個人差のほうが大きいです

 

◎第2子 妊娠13週

妊娠前から体重6kg減少
食べられない・水分もとれない・唾液過多・吐き気(嘔吐あり)
ピーク時は産科で点滴をおこなう

少しマシになり、外出できるようになったため来院
第1子のときは臨月までつわりが続き、妊娠前から体重が減ったまま出産されたとのこと


○初診の来院時は、入室と同時にトイレに籠る状態でしたが、帰るころにはスッキリしてお腹が空いてきたとのこと

次回来院時までに嘔吐する回数が大幅に減り、3回の施術でかなり落ち着きました

 

◎第2子 妊娠11週

妊娠前から体重5kg減少 → BMIが16を切りそうになる
つわりのため約3週間入院(第1子のときも入院)
吐き気(嘔吐あり)・胃のムカつき・胃痛・唾液過多

第1子がいるため、この状態が長く続くことに不安があり来院


○初診来院時は、支えがないと歩けず、ご主人に車で送ってもらい来院
施術後、胃のムカつきがなくなり楽になる
帰りは一人で歩いて帰宅されました

初診の施術後食欲が増し、調子が良いとのこと
2回の施術で症状は落ち着きました

 

◎第1子 妊娠10週

妊娠前から体重9kg減少
食事量は妊娠前の1~2割・水を飲めない・嘔吐を繰り返す・唾液過多
産科で点滴をした直後はよいが、またつらい状態に戻る

唾液過多で睡眠不足
ご紹介により「少しでも楽になれば」と来院


○初診の治療後は調子が良く、体重が4kg増える
3回の施術で食事量も戻ってきており、症状も落ち着いてきました 

 

◎第1子 妊娠12週

妊娠前から体重6kg減少
吐き気(嘔吐あり)・胸のムカムカ・だるさ・唾液過多・体力低下

外出困難なほどつらい、貧血と栄養失調で医師からは入院も選択肢のひとつと言われる
つら過ぎて妊娠を後悔したり、そう思ってしまう自分を責めたりする


○初診の施術後 数日はよかったが、またつわり症状が強くなる
4回目の施術後(初診から半月後)劇的に良くなり、ほぼつわりがなくなりました

 


つわりの症状でいらっしゃる方のほとんどが、治療を終えるころには症状が軽くなっている、あるいは症状がなくなっており、すぐに効果を感じていただけるようです


施術後、週数や症状により、またつわり症状が強くなることもありますが、
「鍼灸治療を受ければ楽になれる」
「予約の日まで頑張れば、また楽になれる」
と思えることが心強かった
とお話しされる方々もいらっしゃいます


「つわりは我慢するものだ」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、我慢するだけでなく、症状が軽くなったり楽になる手段はあります