PRP療法と鍼灸治療

○子宮内膜を厚くするためには

クリニック等を受診して、「子宮内膜が薄い」と言われたと初診時にお話しされる方もいらっしゃいます
卵胞チェックをする排卵前、人工授精をおこなうとき、体外受精・顕微授精をおこない胚移植をおこなうとき、受精卵が着床する子宮内膜の状態(厚さ)をチェックします
「○.○mm」と数値を告げられることもありますし、「厚みは十分ですね」や「内膜が薄めですね」などと言われることもあります

子宮内膜の厚みは着床と関係が強く、ある程度の厚みがあるほうが着床率が上がるというデータがあります
6mmよりも7mm、7mmよりも8mm、と厚みが増すと着床しやすくなり、10mmまで右肩上がりに着床率が上がっていきます
10mmを超えるとほぼ横ばいに近い右肩上がりになるため、10mm以上あれば十分と考えられます

子宮内膜が薄い、なかなか厚くならないというときは、お薬でホルモン補充をおこなうこともあります
ホルモン剤により子宮内膜が厚くなれば、着床しやすくなり、妊娠・出産の可能性が高まりますが、ホルモン補充をしても子宮内膜が厚くならないケースもあります
そのため、「子宮内膜を厚くしたい」との理由で鍼灸治療にお越しになる方もいらっしゃいます

「子宮内膜が薄い」と指摘され、ホルモン補充をしても薄いままの方は、『PRP療法』を聞いたことはあるでしょうか?
子宮内膜が厚くなる効果や受精卵が着床しやすくなる効果を期待して、PRP療法をおこなうクリニックもあります

また、今年(2021年)に入ってから、卵巣へのPRP療法も導入するクリニックが増えてきました
PRP療法により、卵巣機能が改善されることが期待され、採卵数の増加や、卵子の質の向上が可能になると考えられています

ここでは、『PRP療法』についてとその効果、そして鍼灸治療と子宮内膜や卵巣機能への関連についてまとめてみました

 

◎PRP療法とは

◎子宮内膜へのPRP療法

◎子宮内膜への鍼灸治療

◎卵巣へのPRP療法

◎卵巣への鍼灸治療