2020年 人口動態統計

2021年6月4日に、厚生労働省が2020年の人口動態統計(概数)を公表しました

【令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況】

出生数は 84万832人
前年の 86万5239人より 2万4407人減少
とのことでした

以前に【2020年 人口動態統計推計】の中でも書きましたが、
『一般社団法人 日本生殖医学会』が「COVID-19 の影響による不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示する」と声明を出したのが4月1日
「緊急事態宣言」がなされたのは4月7日
新型コロナの影響で妊活を延期・中断する方が増え始めたのはこの頃からのように思います

仮に4月1日が生理初日の周期で妊娠したとすると、大まかな出産予定日は1月8日頃となります
もし出生数に新型コロナの影響が出るとしたら、2020年12月から2021年1月以降になると思われます
なので、2020年の「人口動態統計」の出生数が仮に減少していたとしても、それは新型コロナの影響をさほど受けていないことになります
厚生労働省の「人口動態統計速報」で、令和3年1月~3月の出生数(速報値)を見ると
令和3年(2021年)出生数
1月 63,742人(2020年1月 74,672人 △10,930人 対前年比85.4%)
2月 59,789人(2020年2月 66,639人 △ 6,850人 対前年比93.0%)
3月 69,446人(2020年3月 71,135人 △ 1,689人 対前年比97.7%)
1~3月で19万2997人
前年1~3月の21万2446人より 1万9469人減少 対前年比91.9%
となっています
昨年4月~5月の『緊急事態宣言』の影響が、今年の1~2月に反映されているようです


ゆかり堂も昨年の『緊急事態宣言』中から多大な影響を受け、コロナ渦で新規の来院者は一時減少しました
ただ、コロナ渦でも妊娠・出産をしたいと願う熱心な方が多いためか、秋以降は妊娠される方がかなり増えたため、来月からは出産予定日を迎える方が多くいらっしゃいます
少子化に対して私個人でできることは限られていますが、妊娠・出産を望む方々の願いが叶うように、また安産で母子ともに健やかに過ごせるように、日々の治療を向上させていきたいと思います
そして、多くの方々が安心して妊娠・出産・子育てができる状況・環境になってほしいと切に願います

2021年06月21日