2020年 人口動態統計推計

例年 年末のこの時期になると「人口動態統計」の年間推計が発表されます
今年は「例年と違い、いろいろな不確定要素が多く、精度が高い数字が出てこないのではないかということで、公表を控える」とのことでした(厚生労働大臣会見概要 令和2年12月21日)

『一般社団法人 日本生殖医学会』が「COVID-19 の影響による不妊治療の延期を選択肢として患者さんに提示する」と声明を出したのが4月1日
「緊急事態宣言」がされたのは4月7日
新型コロナの影響で妊活を延期・中断する方が増え始めたのはこの頃からのように思います

仮に4月1日が生理初日の周期で妊娠したとすると、大まかな出産予定日は1月8日頃となります
もし出生数に新型コロナの影響が出るとしたら、2020年12月から2021年1月以降になると思われます
なので、2020年の「人口動態統計」の出生数が仮に減少していたとしても、それは新型コロナの影響をさほど受けていないことになります

妊娠中・出産後の感染への不安だけでなく、経済的な面の影響もかかわってくるので、今の状況が続くと来年の出生数の減少幅は大きくなるかもしれません
ただ、のちに新型コロナが収束した場合「ベビーブーム」が来る可能性もあります

妊娠・出産をしたいと思っていても、なかなか思いどおりにいくわけではありません
ゆかり堂には、子宝希望や妊娠中の女性が多く来院されます
コロナ渦で新規の来院者は少し減少していますが、コロナ渦でも妊娠・出産をしたいと願う熱心な方が多いためか、秋以降は妊娠される方がかなり増えました
新型コロナや社会的な影響に対してできることは限られていますが、妊娠・出産をしたいと願う方々に対する治療は変わらずおこない向上させていくことができます
妊娠・出産を望むかどうかはそれぞれの判断ですが、妊娠・出産を望む方々に対しては最大限のサポートを変わらずおこなっていきたいと思います


2020年12月30日