妊活と早生まれ

今くらいの時期から7月末くらいまでの間「妊活をお休みします」という方が毎年1~2人くらいいらっしゃいます
理由は「早生まれ(特に3月生まれ)を避けるため」です

早生まれを避けたい理由はさまざまですが
・4月生まれと3月生まれでは約1歳差があり、身体的成長や習熟度に差が出るのでは?ということ
・自分自身(もしくはご主人)が早生まれで苦労したから
・自分自身(もしくはご主人)が早生まれではないが、苦労しそうと感じるから
・自分自身(もしくはご主人)の親御さんから心配して言われるから
などいろいろあります
「早生まれの子のほうが頑張り屋さん」とか「差を縮めるためにいろいろと工夫をしたり器用な子になる」などという話もあり、私がこれまで観てきた中でも早生まれで成長の早い子もいますが、早生まれが気になる方には響かないかもしれません

妊活をしている方だと、「早生まれでもいいから早く妊娠・出産したい」という方がほとんどですが、中には「早生まれを避けたい」という方もいらっしゃいます
私自身は「こどもは授かりものだから いつ産まれてきてもいいのでは」と感じてしまいますが、これはご夫婦間で決めることですので「妊活をお休みします」という方には特に何も言いません


おおよその予定日の算出には『Naegeleの分娩予定日概算法』というものがあり、妊娠された方には 大まかな予定日をお伝えしています(今はアプリなどで表示されるので伝えるまでもないかもしれませんが)
・最終月経初日(生理1日目)を基準に予定日を算出していきます
・例えば、5月1日が生理1日目で、その周期に妊娠した場合、おおよその予定日は、翌年の2月8日になります

計算は簡単で、最終月経初日(生理1日目)が〇月●日なら
〇月に9を足す(もしくは3を引く)1~3月は+9 4月以降は-3
●日に7を足す

・生理1日目が5月1日 → 5月-3=2月 1日+7=8日 …2月8日
・生理1日目が1月15日 → 1月+9=10月 15日+7=22日 …10月22日

この計算式から 生理1日目とおおよその予定日を表すと
・6月1日 → 3月8日
・6月15日 → 3月22日
・7月1日 → 4月8日
・7月15日 → 4月22日
となります

妊娠週数40週0日が予定日となりますが、予定日どおりに産まれるとは限りません
37週以降はいつ産まれてもおかしくないと産科医から言われることが多いです(37週から41週が正期産)
予定日から3週分(21日)早めに産まれてくる もしくは早産になっても4月2日以降に産まれるように、と考えると 「7月末くらいまで妊活をお休みしようか」となります


ただ、いま文部科学省では『9月入学』が検討されています
『9月入学』になると、早生まれって・・
検討なので、実際に『9月入学』になるのか、4月入学のままなのか、どうなるかはわかりません
また、いつ頃までにどちらかに決定するのかもわかりません

どうしても早生まれが気になるという方は 『9月入学』のことも想定してみてもいいかもしれません


私自身の考えとしては、生まれ月も成長に関係するかもしれませんが、妊娠中の過ごし方や分娩時の週数や生まれてからの生活環境なども成長には関係してきます
周りとの比較も気になるでしょうが、その子が元気に楽しく成長していくことが一番です
私としては、子宝を望んでいる方がなるべく早く妊娠・出産できるように最善を尽くしていきながら、いろいろなことをお伝えして少しでも不安の解消になればと思います


2020年05月20日