「また元の状態に戻ってしまって…」
鍼灸治療に関わらず、マッサージや整体、エステなどの施術を受けた方のうち、多くの人が陥る状況でもあります
ゆかり堂にお越しの方々の中では
「その中でも鍼灸治療は長持ちします」
とお話しされる方も多いですが
「また元の状態に戻ってしまって…」
という方はいらっしゃいます
【慢性的な症状】
肩こりや胃腸の調子などの慢性的な症状は、施術をおこなった後、いつもと同じ生活をしていると、また元に戻ってしまうことが多いです
【急性な症状】
ぎっくり腰や体調不良などの急性な症状は、いつもより負担がかかった状態なので、施術をおこなった後、負担がかかった状況を元に戻せれば、症状が再発しないことが多いです
肩こりや頭痛、胃腸の不調など【慢性的な症状】がある方々のうち
日常の生活を変えようとする方はかなり少ないです
鍼灸治療で改善しても
・これまでと同じ生活をしている
→症状の原因となることを続けている状態
→症状が再発する
という状況が多いです
◎再発しないよう変えていくための選択肢は2つ
①治療頻度を多くする
②治療で改善した状態を、日常の生活を変えることで維持して症状を再発させない
①日常生活を変えたくない、変えられないという場合
治療頻度をこれまでよりも多くすることで、再発しにくい状態にすることはできます
再発しにくい状態になれば、治療頻度を減らす、もしくは治療の必要はなくなります
(治療を受け続けなければならない ということではありません)
②日常生活を変えられる、少しでも変えていけるという場合
治療で改善した状態を維持しやすくなるため、再発しにくい状態にすることはできます
以前、私はヨガスタジオに通っている時期がありました
週に1回ヨガレッスンを受けて、他の6日間は自宅でレッスン内容を思い出しながらヨガをおこなっていました
2週間ほどでからだとこころは変化していき、楽しくなっていく反面、やりすぎてしまって過度な負荷がかかることによるケガに注意しながらおこなっていました
ゆかり堂にお越しの方々の中にも、ヨガをされている方はいらっしゃいます
お話を伺うと、自宅ではやらないという方が圧倒的に多いです
そのため、週に3~4回ヨガレッスンに通うという方もいます
それはそれでいいのですが、こういうケースでは
お仕事や何かの都合でレッスンに行けなくなると、元の日常生活に戻るため、当然からだは元の状態に戻っていきます
ヨガレッスンに行けなくても、自宅で多少でもヨガをおこなえば、違った状態になっていたと思います
①自宅ではヨガをやらないからヨガスタジオに行く=レッスン頻度が多くなる
→からだが変わっていく
②ヨガレッスンでおこなったことを、自宅でもおこなう=日常生活が変わる
→からだが変わっていく
「また元の状態に戻ってしまって…」
となってしまう状況を変える方法は、鍼灸治療でも他の事でもおそらく同じだと思います
どちらを選択するかは、それぞれ人の性格や性質によるのかもしれません
同じ症状をくり返すカラダを変えたいとお考えの方は、参考にしていただければ幸いです
ブログ
- 2025年03月10日
- 横浜市営地下鉄 タッチ決済でどれだけ乗っても1日最大740円に
- 2024年12月31日
- 1年の感謝と振り返り
- 2024年12月29日
- 妊娠中は無理をしないこと 「母健連絡カード」とセカンドオピニオン
- 2024年10月17日
- ゆかり堂での治療内容
- 2024年09月20日
- 突発性難聴と鍼灸治療
- 2024年08月31日
- 東急線 1日乗り放題乗車券が期間限定で半額に
- 2024年08月27日
- 同じ症状をくり返すカラダ が変わる方法
- 2024年08月07日
- 8月は妊活再開のタイミング?
- 2024年07月26日
- 子宝希望(妊活・不妊治療)の症例
- 2024年07月10日
- 逆子の鍼灸治療 最近の症例