母子手帳をもらうタイミング

ゆかり堂にお越しの方が妊娠された場合に
「母子手帳はいつもらえばいいのですか?
と質問されることがあります

特に決まりは無いようですが、心拍確認ができてから市役所・区役所に母子手帳をもらいに行くケースが多いように思います



◎厚生労働省の推奨は『妊娠11週までに』

厚生労働省のHPには
「法令上、妊娠届出時期について時限は定められていないが、厚生労働省では、妊娠11週以下の時期の届出を勧奨しており、令和元年度には93.5%の妊婦が、妊娠11週までに届出を行っている」
という記載があります



◎医療機関で妊娠の診断を受けたら

横浜市のHP
医療機関で妊娠の診断を受けたら、なるべく早めにお住まいの区福祉保健センター(こども家庭支援課)へ妊娠の届出をし、母子健康手帳の交付を受けてください」

川崎市のHP
医師又は助産師から妊娠と診断されたら、妊娠届をお住まいの区の区役所地域みまもり支援センター又は地区健康福祉ステーションに提出して、母子健康手帳をお受け取りください」



◎届け出に必要なもの

妊娠の診断を受けた医療機関の診察券が必要になります
※妊娠検査薬が陽性となっても、医療機関で妊娠の診断を受けてから母子手帳をもらうという流れのようです

妊婦本人が届出する場合
○個人番号カードを持っている場合
・個人番号カード
・妊娠の診断を受けた医療機関の診察券

○個人番号カードを持っていない場合
・個人番号通知カード、個人番号が記載された住民票の写しなど
・本人確認ができるもの
・妊娠の診断を受けた医療機関の診察券

※代理人が届出する場合については、各自治体のHPでご確認ください



◎母子手帳をもらう流れ
①担当窓口で妊娠届出書を記入
②母子健康手帳を受け取る
③母子健康手帳や健診券の使い方等についての説明+保健師・助産師さんとお話



◎母子手帳とともに受け取るもの
・妊婦健康診査費用補助券など(自治体によって異なるようなので要確認)



◎標準的な妊婦健診は14回
妊婦健康診査費用補助券は14回分

標準的なケースでは
○妊娠初期~23週:4週間に1回 妊娠8・12・16・20週(計4回)
○妊娠24週~35週:2週間に1回 妊娠24・26・28・30・32・34週(計6回)
○妊娠36週~出産まで:1週間に1回 妊娠36・37・38・39週(計4回)
となるので、

逆算すると、妊娠6~7週で心拍確認ができるので、そのタイミングで母子手帳をもらって、妊娠8週から妊婦健診で補助券を使用するという流れが標準的なのかもしれません

ただ、母子手帳を受け取る時期に決まりはないので、あくまでも参考にしてみてください



詳しくは下記リンク先をご確認ください

◎横浜市HP 母子手帳の交付

◎川崎市HP 妊娠届と母子健康手帳の交付

◎厚生労働省HP 妊婦健診Q&A



2023年07月24日