たまプラーザにある「辻井産婦人科医院」が2023年3月20日をもって閉院されました
ゆかり堂にお越しの方々からは、妊婦健診の費用や出産費用も良心的で、家庭的なとてもあたたかい産婦人科と伺っていました
昭和44年に開院されたとのことで、54年間地域のためにご尽力いただき 本当にありがとうございました
ここ10年程の間に、閉院する産婦人科や分娩の取扱いを終了する産婦人科が増えています
理由はさまざまだと思いますが、
◎出生数が100万人を超えていた最後の年
2015年の出生数 1,005,721人
↓
わずか7年で
2022年の出生数 799,728人(速報値)
▲205,993人 20.5%減少
少子化で分娩数がこれだけ減少していることも要因の一つだと思います
分娩数が減少していても、分娩・産後ケア・新生児管理などに対して、24時間体制・設備や人員など万全の対応をできるように維持していかなければ、安心で安全な出産はできません
分娩を取り扱う産婦人科を営んでいくことも、医師・看護師・助産師の方々を含む医療従事者の方々も本当に大変なことだと思います
産婦人科で万全の対応ができる環境を維持し、よりハイリスクに対応できる周産期医療体制を維持していくためにも、分娩を取り扱う医療機関や医療従事者へのサポートも充実していってほしいと思います
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