月経異常・生理不順の改善

◎日常生活と月経周期による影響

女性のからだは、周期的に妊娠のための準備をしています
妊娠に至らなかった場合は、1度リセットをして整え、また新たに準備をはじめます
その準備やリセットにともない、つらい痛みや鈍い痛み、イライラや不安感、だるさや疲労感など さまざまな症状があらわれることがあります
できることなら、そんな症状を和らげたいと思う方も多いはずです

 

◎月経とは

「一定の周期をもって反復する子宮内膜からの出血」

ホルモンや子宮内膜の周期的な変化により起こり、正常な流出路を経て月経と認識されます
随伴症状として、下腹部痛などの痛み(生理痛)をともなうことがあります

参考に「婦人科の基礎知識」の項目もご覧ください

 

◎月経異常

主なもの
無月経:19歳を過ぎても月経がない/2か月以上月経がない

月経周期の異常:理想は28日周期 通常は28日±2日程度

月経の持続日数の異常:標準は3~7日

月経量の異常:多い・少ないともに人と比べにくいので、自覚しにくいです

初経(初潮)に関する異常

閉経に関する異常:閉経の平均は50歳前後

月経に伴う症状の異常:月経前緊張症(PMS)、月経困難症

 

◎月経前緊張症(PMS)

「排卵後の黄体期に周期的にさまざまな症状があらわれ、生理がはじまるとともに、または2~3日以内におさまる症候群」

・生理の1週間くらい前から症状があらわれることが多いようです
・憂うつ感、不安感、イライラ、頭痛、やる気の低下、眠気、疲労感、胸の張りや痛み、肌荒れ、肩こり、便秘、むくみ、体重増加など

 

◎月経困難症

「月経時あるいはその直前から下腹部痛、腰痛などの生理痛や、気分が悪い、吐き気、頭痛などが強くなり、日常生活に支障をきたすほどの症状があらわれる」

・下腹部の痛みや張り、腰痛、頭痛、頭が重い、イライラ、不安感、胃の痛み、気分が悪い、吐き気、便通異常などの消化器症状など

 

◎鍼灸によるアプローチ

○自律神経系やホルモン分泌の機能を調整して、症状を改善・予防していきます
・手足や下腹部に冷えがある方が多い印象です
・日常生活での服装や温度環境、生活サイクルや食生活などの面からもアドバイスしていきます 施術とともに、可能な範囲でおこなっていただければと思います

将来の妊娠や、更年期にもかかわってきますので、からだや卵巣・子宮、ホルモン分泌のバランスを普段から整えておくことは大切だと思います
不規則な生活や過度なダイエットなど食生活の乱れ、お仕事の勤務状況や、過度な運動など、日常生活のさまざまな要因が絡んできます
施術とともに、現在の置かれた環境の中で可能な限り生活習慣を修正していくと、より効果が高まります

全体のバランスを整えることで、月経を整え、つらい症状を改善していくと、体調や肌質などの変化にも気づくはずです
一部分だけをみて対処するのではなく、その人の全体をみて整えていくと、それに伴いさまざまな変化をしていきます
また、人それぞれこれから迎える妊娠・出産や更年期など、将来も見据えて整えていきます

◎ゆかり堂は、完全予約制のプライベート空間ですので、周りを気にせずお話をしていただける環境です

 

◎治療の頻度

定期的な治療をしていくことが望ましいですが、からだの状態や症状による個人差があり、治療に何を望むのかによっても治療頻度は異なります

・月経異常や生理不順をしっかりと改善したい場合は、週に1回もしくは月に2、3回の治療が望ましいケースもあります

・PMSの症状がある方で、生理前の時期が特につらい場合は、その時期(月に1回)に治療をおこなうだけでも症状が緩和していくこともあります

※理想的な治療頻度のアドバイスはおこないますが、判断はご自身にお任せしています(その範囲内で最大限の効果を目指します)

 

はじめからつらい症状があると、それが当たり前と思ってしまいますが、からだやホルモンのバランスが整っていけば、つらい症状が無いことが当たり前になります

周期的にあらわれるつらい症状を少しでも和らげたいと思う方や、日常生活に影響が出て月経周期に振り回されたくないなど、月経や生理に関して改善していきたいとお考えの際は、ご相談ください