妊婦さんの治療

◎安心安定した妊婦生活のために

子宝に恵まれて、出産までの大事な時期
妊婦さんにはからだの変化とともに、さまざまな症状が現れることがあります

つわり
逆子
・背中や腰の張り
・お腹の張り
・足のむくみ
・頻尿
・便秘
・不安感
など


妊娠中はお薬も服用しにくく、ただただ耐えるだけ…というのはつらいものです
鍼灸治療では、さまざまな症状に対応できます
お困りの際はご相談いただければ幸いです

 

〇 つわり(悪阻)の治療

〇 逆子の治療

〇 安産のための治療


◎ 妊娠中の鍼灸治療と安全性

 

◎ゆかり堂では お腹の赤ちゃんの心音を聴くことができます

12週以降の妊婦さんでご希望の方は、心音を聴くことができる環境にしています


お腹の赤ちゃんの状態に関しては、脈診で確認や推測をしていますが、妊娠初期の方にとっては「脈がどうとか言われても…」と実感はないことと思います

妊娠初期の次の健診までの期間はとても長く感じます

また、胎動を感じるのは18~20週くらいの時期が多いです

「お腹の赤ちゃんは元気なのだろうか」

その不安を少しでも解消できればと思い、心音を聴くことができる機器を数年前に導入しました

※この機器は、心音を聴くことのみができるものです
・赤ちゃんの詳しい状態については、病院・助産院での妊婦健診でご確認ください


この機器を導入した一番の理由は「安心できる」ということ

安心感は母体と胎児の安定にもつながります

「赤ちゃんの心音を聴きたい」とご希望の方は、施術の際にお気兼ねなくお申し出ください

 

◎妊婦さんへの施術について

妊婦さんに鍼やお灸をおこなうことへ抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
時期やその人に合った刺激量などを見極めれば、特に問題はない
と考えています

一人ひとり異なる状態や妊娠週数に合わせて施術をおこないますので、疑問や不安があるときは、お気軽にお尋ねください

※どうしても不安だという方にはお勧めしていません


≪妊娠したら鍼をしてもいいの?≫

≪妊娠したら鍼をしてもいいの?その2≫

◎妊娠中の鍼灸治療と安全性

 

◎安胎(あんたい)

あまり聞きなれない言葉だと思います
中医学用語で
「胎児を安定させる一種の治療方法」とされています

☆流産・早産を予防して、妊娠の安定をはかります


ゆかり堂で鍼灸による不妊治療をおこない妊娠された方や
過去に流産経験のある方が妊娠された後、
妊娠を継続するための治療(安胎)を続けることも多いです


≪安胎とは≫

≪安胎の必要性≫

 

◎安産のために(「安産の灸」など)

分娩時の母体への負担を軽くすることを目的とします

◎安産のための鍼灸治療


予定日超過の際は 陣痛を促す治療もあります(陣痛促進)

ご自宅で安産のためのお灸をしてみたいとご希望の方には
一人ひとりに合った場所(ツボ)をお伝えしています

逆子の治療でお越しの方にも 一緒に安産の治療をしています


◎安産の症例

 

◎その他

・切迫早産
・前置胎盤
・妊娠後期のつわり
・腰痛・臀部痛・背中の張り・足のむくみ
・予定日を過ぎても子宮口が開かない
など


◎産後の治療(産後ケア)

・産後の体調回復
・母乳トラブル
・抱っこによる腱鞘炎
・肩 背中の張り
・産後うつ
など


☆鍼灸治療で対応できることはたくさんあります
・気になることがございましたらご相談いただければ幸いです

 

◎産院探しのために

妊娠したことがわかると産院探しをする必要がありますが、

「どこにどんな産院があるのか?」
「出産費用はどのくらいかかるのか?」

などを調べることとなり、つわりなどがある中で探すことは負担も増します


そこで、「ゆかり堂周辺の産院一覧」を作成してみました

ゆかり堂がある横浜市青葉区をはじめ、近隣の都筑区、緑区、港北区、川崎市宮前区、麻生区、高津区、多摩区、大和市、町田市、その他の地域の産院と一部情報を載せています

あくまでも参考としてお役に立てば幸いです(※詳細は必ずリンク先の各産院HP等でご確認ください)

 

◎お子様連れの治療も可能です

第2子以降の妊娠中で、お子様を預けられる環境にないようでしたら、お子様連れの治療も可能です

お子様連れの治療については、 こちら をお読みください
(進んだ先のページ中盤から お子様連れの治療について書いています)


※横浜市の「乳幼児一時預かり」の制度は、生後57日から就学前のお子様を時間単位で預かってもらうことができます

☆横浜市 乳幼児一時預かり事業

 

◎風疹と「先天性風疹症候群」について

風疹の流行が続き、2018年10月16日現在、風疹患者が1103人と発表されました

風疹は妊娠20週までの女性が感染すると、胎児が「先天性風疹症候群」を発症し、心臓病や難聴、白内障などを起こす恐れがあります

妊娠初期ほど発症しやすいため注意が必要です


ゆかり堂にお越しの皆さんは、妊活中にクリニック等でワクチン接種や抗体検査をおこなっている方が多いです

しかし、妊娠後に抗体検査で抗体が不十分とわかる方もいます

妊娠中はワクチン接種をおこなえないため、風疹に感染しないかと不安なまま過ごす妊婦さんもいらっしゃいます


私自身は、日々 子宝希望の女性や妊婦さんと接しているため、以前に自費で「麻疹風疹混合ワクチン」を接種済みです

 

「マタニティマーク」「ヘルプマーク」をご存知ですか?

○マタニティマークとは?

・妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの

・さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの
(厚生労働省HPより)


◇妊娠初期は見た目によるからだの変化はあまりありません

つわりで立ち続けることがつらいこともありますが、周囲の理解を得られないこともあります

母体への負担はお腹の赤ちゃんに影響するため、なるべく負担のない生活を送りたいものです

マタニティマークを付けることで、周りの方々に気遣っていただけることもあります


◇一部の自治体や最寄りの駅などで無償配布をしています

【首都圏の鉄道事業者20社局によるマタニティマークの配布等について】

◇母子手帳交付の際にも、自治体の窓口でマタニティマークを配布しています
横浜市 青葉区役所は 隔週で土曜日も開庁しています
第2・4土曜日 午前9時から正午

青葉区 区役所案内 区役所土曜日(休日)開庁


妊娠初期から、バッグなどに付けることをお勧めします

妊娠中は、お腹の赤ちゃんと自分のからだを一番に考えて、負担のないゆったりとした生活を心がけましょう

赤ちゃんと母体は一心同体です


 

 

◎マタニティマークをつけることに不安や抵抗を感じる方は、「ヘルプマーク」をご検討ください

ヘルプマークとは?のページへ